日記 2022.02.04(金)
田中恭平

 

 今朝は寝起きから眠気がなかなかとれず、なにかイベントめいたことがある日は必ず眠たいので、今日もなにかあるのかな、と思いつつ過ごしたが、平凡な日だった。

 朝食はトースト二枚にヨーグルト、アイスコーヒー。じぶんひとりの力で、つまり妻の手を借りずに朝食を済ますことができた。こんなことでも毎日できれば成長なんです。妻の手を借りてない分、目玉焼き付きウィンナーはなし。トホホ。

 通勤時、雪が降った。ささめゆき、で、三十分くらいでやんでしまったので差しさわることはなかった。

 午前中、ダンボール箱百個分の荷物を倉庫へ入荷。ダンボール箱から製品を出して、パレットに積んでゆく、頭の悪い私はそんな肉体労働しかできないのであった。
 昔、識字障害を抱えている同年代の男性と会ったことがあるが、彼は、文字が読めないというだけで、肉体労働者になっていた。ガタイのいい体と、やさしい顔つきがアンバランスであったな。と、さいきん、ふと昔を思い出すことが多い。そういうとしまわり?なんだろう。三十五歳からは、リスタートだな。そのときまでには、今よりちょっと、時給が上がっていればいいな。

 午後は出荷作業。企業秘密の理由な為にこれはサクッと終わり、また倉庫内で肉体労働。頭ぶっとぶかと思うほどフラフラしたし、ふと、内臓に経路がつながっている、ふくらはぎの疲労度の大きさに不安にもなりながら、なんとかこなすことができた。

 帰路、妻の為にポカリスウェット買って帰宅。妻は未来のことを考えてナーヴァスになっていた。今、ナーヴァスになることで、未来受けるショックを緩和するのだそうである。
 何から何まで色々語りあって、互い、感情が高まった。とくに私が興奮したのは、日本で初めて郵政事業を行おうと奮起した日本人のくだりで今、生活が色々便利になってはいるが、まず、住所って凄いよね、葉書を出したら届くっていうのが凄いよね、と語っていた。

 夕飯カレーライス。美味しかったです。頂きました。
語っていたら、遅くなった。これからアイスコーヒー飲みつつ皿洗いして、シャワー浴びて眠る。
妻と同じベッドで眠る。
ここ毎日必ず朝には妻に布団をとられている。

 


散文(批評随筆小説等) 日記 2022.02.04(金) Copyright 田中恭平 2022-02-04 21:52:26
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