ワイバーン狩り(二)
おぼろん

祭司クーラスは、アイソニアの騎士への刺客を送る一方で、
戦士エイソスに加担していた。戦士エイソスには、
五十名の護衛をつけた。これでリュシクイアの街を救うのである。
戦士エイソスは、祭司クーラスの陰謀など知る由もなかったが。

ただただ、戦士エイソスはクールラントへの恩恵を感じるばかりだった。
それが大いなる陰謀の一部であることも知らずに。
そして、リュシクイアの街でワイバーンたちと対峙した。
ワイバーンは戦士エイソスの護衛と同じ数ほどがいた。

戦士エイソスは、それを一頭一頭退治してゆく。
戦士エイソスは魔導は使えなかったが、護衛たちのなかには、
魔導を心得ている者も存在した。

魔導士たちは、「ジェダイ・ノヴァ」の魔法を駆使した。
これは、相手の防御力を低下させる魔法である。この魔法によって、
魔剣や魔導を用いなくても、ワイバーンを倒すことが可能になった。


自由詩 ワイバーン狩り(二) Copyright おぼろん 2022-01-22 00:58:52
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クールラントの詩