ゆうざの器のいましめ
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孔子が説いたという
ゆうざの器のいましめは
つぼ状の器に水が入っておらず
空の時は傾き
ちょうど良いときはまっすぐに立ち
水をいっぱいに入れると
ひっくり返ってこぼれてしまう
ということから
いっぱいに満ちて覆らないものは無い
と
慢心や無理をいましめたものだが
現代では
ストレスについても
当てはまるような気がしてならない
つぼのなかの水を
ストレスとしてみると
全くストレスが無い時は傾き
丁度良い時はまっすぐに立ち
いっぱいに受けると
ひっくり返ってしまう
ということになるが
適度なストレスは必要だが
過度なストレスを受けると
破たんしてしまう
という
いましめにもなっている
と思うのは
私だけではないだろう
なぜなら
この簡単にひっくり返る
でかいつぼをみた時
最近起こった恐ろしい光景が
鮮やかに
脳裏に浮かんできてしまったから
ひっくり返ってしまった人間が
いかに恐ろしいかは
25人もの犠牲者が証明している