夜の日だまり。
ちぇりこ。
・夜の、静かに堆積してゆく冬の窓辺に、鈴が鳴る、訪れる、星明かりを両手で包み込む。
・月のない夜、黒い大蛇のうねり、のような幹線道路の傍らで、盲目の、白い天使の息づかいで、冬と接吻をする。
・遠くで揺れる、コンビニエンスの灯り、干からびた、夜光虫の群れが、夜を貪る。
自由詩
夜の日だまり。
Copyright
ちぇりこ。
2021-12-12 08:59:30