百歳
ホカチャン

今日は友人の母親の百歳の誕生日だった
ワイフと二人でお花と牛肉を持っていった
百歳といってもまだ息子と二人で自宅で住んでいる
まだ自分で食べることができる
まだ自分の足で歩くこともできる
まだ自分でトイレに行くこともできる
まだお風呂だって一人で入ることもできる
まだ息子の携帯に電話をすることもできる
時々今日は学校だとか
何十年も前に亡くなった人が目の前に現れたりするそうだが
息子の顔はまだわかるそうである
俺の方が先に逝きそうだと友人がいつも話しているが
こんな百歳ならいいなあ!


自由詩 百歳 Copyright ホカチャン 2021-12-11 14:18:17
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