夏未だ来
佐々宝砂
見ることができるなら手をのばせるなら
遠くてもいい
届かない雲は
じきに梅雨のいろ
天からの便りを
仰向いて
待つ
携帯写真+詩
夏未だ来
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佐々宝砂
2005-04-28 02:27:00