夜想
ひだかたけし

太古の記憶、血の匂い
奥まる闇の、光のなか
私は浴びる、その血潮

とこしえへ、とこしえへと回帰する

渇望がある、満たされぬ
孤独を貫く、深淵の自我












自由詩 夜想 Copyright ひだかたけし 2021-11-08 18:56:20
notebook Home