自由律俳句「食べられる退屈」(140)
遊羽

 旅立ちの晩白い花一斉に咲く

 何を吸い込み綿は湿る

 葛切って箸立ての割り箸なくなる

 少年美しく床の間から降りる

 黄砂の頃韓国が懐かしくなる


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(140) Copyright 遊羽 2021-11-04 03:40:46
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