猿すわん
moote

まだ何もないわたりどり
唇が走って道路をこぐ
壊れてもいないのに

豚には嗅げなかった線
それを今年はよくばる
雨と立ちながら
もう任せた梯子の六者


自由詩 猿すわん Copyright moote 2021-10-09 17:01:30
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