どんなものにも価値がある
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古いふるいOSが
今も現役だと叫ぶように
ある日
その存在価値を主張した
というのは
20年以上も前の
もう使わなくなったデジカメを取り出して
ちょっと動かしてみたら
全く問題なくすべての機能が動作した
当時の高級コンパクトデジカメで
値段がなんと約11万円もしたもの
オリンパスのC-2020ZOOMは
211万画素の1/2インチCCDを撮像素子とし
35mmフィルム換算で35から105mmの非常に明るい
F2.0から2.8のズームレンズをつけている
今となっては
211万画素なんてゴミみたいで
もはや誰も使ってはいないだろうと思ったが
ちょっとWEBで検索してみたら
いやはや驚いた
どうやらこのデジカメは銘機だったようだ
なんと
今でも普通に使っているという人たちが多くいた
そこでいろいろ写してみたら
確かに素晴らしいもので
ブログなどの写真としては充分のような気がする
さらに
マクロモードという
現在使っている高性能のデジカメができない-----ズームレンズなどを買えばできるが
撮影距離が20から80cmの近接撮影もできてしまう
そこで
これからはマクロ撮影用に使って行こうという事になった
どんなものにも価値があるということだ
ところが
肝心の記録媒体であるスマートメディアというのが
すでに消滅しており
最近のPCなどでは
読み書きする手段がほとんどない
ここでWindows98SEの出番となった
このデジカメと同時代のOSで
スマートメディアが利用できるカードリーダーを備えている
早速読み込み
Photoshopで開いてみたら
そのスピードのはやい事
OSの起動時間もはやいしエクスプローラもはやい
もちろんPhotoshopの起動もあっという間だった
何だこれは!
今使っているCore i5プロセッサー搭載のWindows 8.1よりはやいぞ
ていうか
複雑化したWindows 8.1が遅すぎるのか
改めてWindows98SEの実力を思い知らされた
LAN接続すれば
Windows 8.1からフルアクセスできるし
ニコンのフィルムスキャナーも
スカジー・SCSIでWindows98SEでしか使えないしと
古いふるいOSが
今も現役だと叫ぶように
その存在価値を主張した