ごめんしかない
杏っ子

なんにでもなれたかもしれないあの頃の自分はもういない。
はっきり言ってあなたは、将来なんにもなれなくて幸せもあまりないです。
好きな人からは嫌われるし、ろくな男から好かれません。
まあそんな未来が待ってます。
そしていつだってなぜか貧乏くじを引いてます。
ごめんね。不器用で。
長所も得意なことも好きなことも何にも活かせなかった。
ごめんね。好きな人から好かれなかった。
ごめんね。幸せになれなくて。
させてあげられなくて。
なりたいものになれなくて、
全然向いてないものになるしかなくて。
学校嫌いで、学校5回も辞めてるのに、
39からまた学校に18と紛れて学ばなくちゃならなくて
ごめんね。友達作れなくて
、グループ作りで余ってしまって本当にごめん。
39なのに18のドスコイ女から完全に嘗められた口をきかれて。それに耐えなくちゃいけないような未来を生きさせてしまって。
ごめん、惨めな思いばっかりさせて。
いつでも居場所作れなくて。
全然先が見えない状況にいつも居て、
ごめん。



自由詩 ごめんしかない Copyright 杏っ子 2021-09-29 22:05:33
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