交遊関係みな感謝
moote

だりいなんて言ったことない人間だった
友達になった人がだりいとよく言うので
僕もだりいとよく言うようになってしまった

それにしてもこっちでは女性にモテたり
こっちでは女性に粗末に扱われたり
モテる男でもあるしモテない男でもある

年上の神の使いが一生懸命神について話してた
僕は実はものすごい分かってるけど分からないふりして聞いてた

僕はいざしなさいと言われれば、その場を上手いことやる為に演技したりする
これは案外上手い

アホなふりしたりして
なんも知らんふりして
厄介なタイプのなんか俺に対する
なんも知らんがゆえの粗末な扱いを
つまんなそうに見てる

人を越えてはいけない難しさみたいなのがある

人と接しすぎてもはや飯も喉を通らない
ゴミ捨ててるだけで女が寄ってくる
こういうことは誰にも言わない
昔だったら言ってたかもね
遠慮してんだよ

あの時の人と話したことを
他の人にも言うのは後ろめたさがある

喋り慣れてしまった自分
序の口みたいなところで孤独にうずくまってる人とかいてそういう人に話しかけてあげる優しさは
あまりみんな持ってない
ほんと世の中上手くいってる者同士が上手くやっていってる
みんな寂しいんや それはまずある
人と話すことに慣れた感じ 剥け切った自分

数えきれないくらいの人と話して
日記を書かなければ、身が持たない
瞑想して内側を片づけた

こんなことは誰にも言ってない

僕をいじめた偉大な彼よりも
友達が作れればなと最近は思います


自由詩 交遊関係みな感謝 Copyright moote 2021-09-29 18:46:43
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