地獄サバイブ
杏っ子

その日は本当に文字通り地獄で本当に疲れた。
緩衝材である男子が、休みたいのはこっちなのに休んだのだ。私は嫌いな女と1対1で演習をやらなくてはならなかった。望んでもない不運だった。
神様鍛えてくれてありがとう。
しかし、この女とまともに関わるとストレスが強すぎて腰痛肩こり頭痛目白押しで襲われてすごいことになることを私は前回学んだ。今回はその予防線をきちんと張って挑んだつもりだったが、やはり耐えざる苦痛は動悸として私を襲った。なんで看護ってこんなに過酷なのですか、
どうして周りのみんなは好きな人と楽しく和気あいあいとしているのに私はこの鬼みたいな女と組まなくてはならないのですか、それは、私が誰とも仲良くなれなくていまだに独りだからですよ。
中途半端な一匹狼だからですよ。
ひ弱な。
だから、負け犬の遠吠えしときますかな。
ワオーー)))


自由詩 地獄サバイブ Copyright 杏っ子 2021-09-29 17:01:52
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