詩作は継続してゆく
ジム・プリマス

しずしずと夜が明けてゆく
早朝からクラッシックを流している
近所迷惑な騒音の確信犯だ
ただのPCスピーカーだけど
サブ・ウーハーを備えているだけあって
ハーマン・カードンの電気クラゲは
かなり迫力のある音がする
荘厳な旋律が流れて
6時の湿った空気を振動させる
詩作には歌詞のないクラッシックのほうがいい
朝食の代わりに甘いカフェラテを飲みながら
ワードの画面を開いて
片手でパソコンのキーを打つ
かなり涼しいのでトレーナーをきて
足元には電源の入ってない
電気毛布を巻き付けている
朝の詩作を継続しながら
詩の投稿サイトに行って
ログアウト、ログインを繰り返す
ポイントがはいっているどうかを
確かめるために
赤字でポイント通知が入っていると
とても嬉しい
朝の詩作はこんな感じで始まる
美しいアリアが流れてきた
霊感を高めて言葉を選ぼう
想いのままに詩作は継続してゆく


自由詩 詩作は継続してゆく Copyright ジム・プリマス 2021-09-20 07:29:56
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