今、君の目の前で
ジム・プリマス
移ろいゆくこの世界
求めていた自分の理想が
現実化するように祈っている
地獄に変じているこの社会を
天国にするための選択の時が
もうまじかに迫っている
いろいろな場所で
頑張っている人々が
普通に報われるような
あたたかな社会
そういう世界の在り方を
求めることは
決して間違ってはいない
自分だけの欲望を満たすことと
自分の本当の姿を見せたくないために
市井の人たちへの
ささやかな愛を見失って
富はあるのに
それを民に分け与えたくない
古い体制にしがみついているだけの
役人や為政者たちの嘘に
騙され続けるのはもう止めて
自分の目を開いて
現実のこの世界を見るんだ
この世界は変わってゆく
そのことを認められない人に
より良い未来は訪れない
天から星が降り
紫色の光がさしている
風の世紀の訪れを祝福するように
それはもう始まっている
今、君の目の前で