孤独
zenyama太郎

今年の正月に
「今年は俺たちは大厄だぞ!今年生き延びたらしばらく大丈夫だそうだ!これから俺たちは生き比べだぞ!」
と電話してきた親しい同級生が
突然脳出血で倒れた
右手右足と言語に重い後遺症が残り
今リハビリ病院に移っている
携帯は置いてあると聞いたので
メールを送ったが返信はない
リハビリの経験のある先輩に聞くと
今はまだ自分の後遺症を受け入れられないんだろう
という
コロナ下で会いに来る人もなく
今絶対の孤独であろう
こうなったら
誰も代わってやることはできない
自分でなおそうと思ってリハビリに励むしかない


自由詩 孤独 Copyright zenyama太郎 2021-08-23 15:10:21
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