自由律俳句「食べられる退屈」(83)
遊羽

 存在の軽さ較べ瞼なお重くなる

 爆竹でアリの巣拡張工事

 たゞならぬ角度で本開く

 どこまで似る似たもの同士

 春の緩みのせいにしておこう


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(83) Copyright 遊羽 2021-08-21 01:20:15
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