日々
はるな
いずれも夢のような日々を生活した
よい夢も、わるい夢も、正夢も
芳しい花も、熱い風も、つめたい雨も
さまざまな深さの傷も
重たくなり軽くなりする身体も
やって来ては去っていく
愛と 愛のようなもの のあいだで
夢は肥大した
非実在に相応しい速度で
そしてわたしの目は
もうそれ以外をとらえることができなくなり
世界はやっとひとつになった
自由詩
日々
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はるな
2021-08-17 20:16:34