自由律俳句「食べられる退屈」(71)
遊羽

 手が臭くなるほど真鍮細工磨く

 遠くに見下ろす光気にかゝる

 物言わず静かに氷点が襲う

 今宵静かに呼吸する

 鉄気の多い温泉につかる


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(71) Copyright 遊羽 2021-08-05 04:23:58
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