自由律俳句「食べられる退屈」(67)
遊羽

 富士山から逃げおゝせ異国に入る

 波音に目を閉じて高田松原

 春風の中 いちごに恋寄せる

 心奪われて奪い返せず

 まっすぐ進めど波が足掬う


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(67) Copyright 遊羽 2021-07-30 04:45:50
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