光と闇が階下で
komasen333
遅かれ早かれ
向き合わなければならなかったのだろう
当事者ではないのに
緊張で心臓がどうにかなってしまいそう
光と闇が
階下で
息を潜めるような静かな声で
これまでの
鬱積や疑義を突き合わせている
いくら観察者とはいえ
それは抽象の糸にまつわること
口を挟む余地はない
しょせんは他人事にすぎない
強がりな部分は多々あるけれど
事態の推移を 見守ることしかできない
この後
闇は
どんな顔をして
このことを僕に話すのだろう
その時
僕は
どんな顔をして
その話を聞けばいいのだろう