自由律俳句「食べられる退屈」(47)
遊羽

 別れた恋人を思い出す時間が無駄

 退屈の種を諦念という大地に蒔く

 いつかまた来て土産を渡す

 靴磨いても出かける予定なし

 充実の花が退屈の実を結ぶ


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(47) Copyright 遊羽 2021-07-06 02:46:27
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