昨日と何も変わらない
今日が昨日の続きに過ぎないからか
しかし今日が明日に続いてくれるとは
限らない

時間の経過を知りたくて
時計を見る習慣
昨日吐いた息と
今日吸った息

遥か遠い過去に投げた石ころが
今日の空から落ちてくる事は考えられない

白じゃなくて
黒いマスク選ぶ人の心理

一個丸ごと
りんごのゼリーが食べたい

一夜限りのメイク・ラブしたい

体中泥に浸かりたい
全身の魂吸い取られたい

切り落とされた
自分の心臓抱きかかえたい

なんて白日の妄想
踏み切りは遮断されて
陽炎が揺れていた

遮断器あがれば
異次元の世界なんて
ある訳ないだろう

昨日と何も変わらない筈なのに
今日は
疲れていた
俺の心