やっぱり寂しい!
ホカチャン
やっぱり寂しいポツンと一軒家
住む人のいなくなった一軒家
家だけが置いてきぼりされているようだ
先日まで一人暮らしのおばあさんが
住んでいた一軒家
入退院を繰り返しながらほそぼそと生きていた一軒家
末期ガンと宣告され子どもや孫が
急遽集まってにぎやかな晩を過ごした
次の日にはあの世に旅立っていかれた
亡くなると亡くなった人の存在が
急に濃くなってくる
生前の言動や様子が
まざまざと思い出されてくる
30足らずの世帯数
一人でもいなくなると
やっぱり寂しい!
散歩で家の前を通り過ぎる度に
そう思う