憑いてる貴様
朝焼彩茜色
毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような
憑いているような
毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている
帰りたいと気安く表現などしたくない
この悪戦苦闘の肉眼をしかりとつけて憑いてる糞をぶっ飛ばす
私の肉体に触るんじゃない
うなじを見るんじゃない
優し過ぎたのか 罪人は罪人になった理由がある
100歩下がれば分かること
私は優し過ぎた 故の憑依か生霊か
考え過ぎとうたう世間との狭間で
私は私の考えしか頼りにしない
憑いてる貴様へ
あの世で見とけよ
貴様が葬るように
私は強くなる
私の弱気に重きを置くんじゃない
貴様は貴様で自愛しやがれ
私のオーラに傷をつけるんじゃない
人をいいように使うんじゃない
私の考えを理解しやがれ
私を見下すんじゃない
私を褒めろ
私を一番にしろ
私を世界で一番に愛せ
私に常に注目しろ
私の背中をさすれ
私の話を聴け
私を窘め
私を守れ
私の心の声を聴け
私を感じろ
私の魂を知れ
私は貴様
貴様は私
明日の朝はきっと祈れるように仕向けるから
届けよ 祈り