版画 自分のための独白
ヤギ

何とたやすく心地よい呼吸
意識しなくてもなされる呼吸


骨についているのはしっかりとしたたんぱく質
たんぱく質が呼吸している


拾ってあげて
まだ土には早い


生きているから人を楽しませられる


さっきまで嫌いだった人を急に好きになる僕


一生のうち一人でもいいから誰かを幸せにしたいという気持ちを美しいと思う


やっていたのは逆の事でも
願っていたのは周りの人の幸せ


腐るのは生きているから
骨は腐らない


えんえん泣いて
生者も何も手に入らず
経を読むことは出来る


アー 気持ちイイナァー 肉ノツイテイルコト


あいしているあいしている
いままできらってきたひとみな
あいしているよあったことのないひとみな
いきたひとみな
いきたひとをだきたい
いきたひとをだけば
どうにかなる


ほれ よろこべ
現実だ現実だ
皆で食べよう


まだまだ話したい
それはよいですね


せいしゃにはちがかよっております
せいしゃはないてばかりではおりません


水飲み場、

水飲み場、

水飲み場、



未詩・独白 版画 自分のための独白 Copyright ヤギ 2005-04-23 11:15:54
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