津煙保存



焼夷弾の雨が降る ーーー 逃げなければ、  ! !

迫り来る炎 曲がり角の向こう側 電信柱の影

頭上をあかあかと 熱く赤く 空を染めていた    
 

  ーーーーー      


                   ーーーーー


空を覆い尽くす UFOの群れ。 

ずっと向こう 山裾にたくさんの 小型の円盤

真上を 目の前の空を浮遊する 回転する 発光物体

とてつもなくおおきな飛行物体。

その見事なまでの存在

目的はなんだろう なぜ大群となって現れるのだろう

浮遊するのだろう。


  ーーーーー


                   ーーーーー


昨夜 曲がり角ですれ違ったんだ もうひとりの自分に。

笑みを浮かべながら傍らを通り過ぎていった。

昨日 見た夢

おかしな夢 

不思議で こわくて そんな夢だったんだ。






自由詩Copyright 津煙保存 2021-04-13 03:48:20
notebook Home