春
星染
体温が肩から流れおちる季節知らない教祖海の調律
忘れないためにあなたに契るゆめ骨までたべて春を擁して
知った気でいるあなたの瞳の碧さあの春先のあかるい奈落
春が鳴る生きたいと鳴る 図書館でじっとしているひとになりたい
短歌
春
Copyright
星染
2021-04-03 22:32:18