芸術なんてよくわからないけど
愛することぐらいは知ってるつもり
料理は得意じゃないけれど
美味しいかどうかは食べればわかるでしょ？
あなたの悲しみは色を足さなくていい
私に出来る事は安っぽいアドバイスだけ
丸太を輪切りにしただけの椅子と
毎朝空を見上げながらの深煎りコーヒー
もう飽きたと思う時もあるけど
私にはこれしかないから

こんな生活馬鹿げてると言う人もいる
生産的な仕事も行き着くところ気持ちの問題
いつも空っぽな器が目の前にあって
注いでは溢れての繰り返し
まだ誰にも触れられてないけど
いつか誰かがこれを手にして物語を始めてもらえたら
そんなのは夢だけど
こんな森の中にいて
アメフラシやクジラのこと考えたりしてる
不思議なもんだね
羊のような気持ちを抱えて
耳鳴りの時代に生きる
あなたには興味無いかもしれないけど

ふと我に帰って気付く
時間も一緒に止まってくれてた
・・・ありがとう

毎晩星を見上げながらのハーフパイント
なんだか付き合わせたみたいで悪いけど
私にはこれしかないから