あの頃
番田 

昔友人と歩いていた道は
新宿から そして
隣の原宿へと続く道だったことを思い出す
イチョウ並木の黄色の間を歩いた


僕らは ドトールへ入った
悪態を聞いていた彼と よく晴れていた
見上げた あの空を そして 別れた
店を そして 後にした


下りた地下鉄では
顔を いろいろな人が 持つこともなく
不思議な関わりを不気味な顔で続けていた
そこにあの頃の僕がいた



自由詩 あの頃 Copyright 番田  2021-02-27 01:01:12
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