ディスレクシア
道草次郎
ほうぼうでじっとしてきた気もする。
そうでなかったのと同じぐらいに。
ここが惑星だとおもえば軽減する筈の、ディスレクシアがある。
けれども全土なのだし、惑星は観念、全土という語感の支配なのだし。
ハリセンボンみたいなものだろうか、全部の針がうちを向く。
全く、書くことはできない。
俺は俺を抉る。
俺の仕方でしかそうできない。
その事へ反吐を、愛を。
それらが等しいという思想は、随分古く、また新しくもあり。
自由詩
ディスレクシア
Copyright
道草次郎
2021-02-26 09:51:44
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