14歳の
浮蜘蛛


キャンピングカーに乗って
行き当たりばったりの旅。

その街の人々を眺め
その街の人々を感じられる場所に行き
一緒の事をして
一緒の物を食べる。

そんな生活をして
暫くして また 別の地へ。

君 ぼくと将来 そんな旅とも生活とも
つかない生き方をしないか?


そんな(旅生活)をしながら、
詩を書いて、
それを朗読して、
人々に聴いてもらって、
拍手されて。

君 ぼくと将来 そんな(旅生活)をしないか?

中学生の頃の将来成りたいものは、
吟遊詩人。


諦めて、一般的に成ろうとしたけど、
どうも無理みたいだ。

君 ぼくの夢をかなえてくれないか。

未成熟の自分が成りたかった夢は、
ただの無垢な夢じゃなかったんだ。


無知でも無謀でも
世間知らずでも視野狭窄でも
なんでもいい。


ぼくは、やりたいことを、
やりたいんだ。


自由詩 14歳の Copyright 浮蜘蛛 2021-02-02 21:39:44
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