Daybreak Confidence
えこ

大人に比べれば僕は小さい
どうしたって成れやしない
でもちょっと きっと
大人よりは楽しい

背番号が後ろのやつ
背は僕のほうが小さい
でももっと きっと
夢はあいつより大きい

いつからか傍に居た
小さな希望って相棒が
僕の背より大きく
大人になっても燃えるように

朝日が昇ったころ
22,5センチの一歩は
何年経っても変わらない距離で
ほんの少し 昨日より前に
背中を押してくれる希望と供に

いつか噛み締めた悔しさと 目が眩む理想に
僕はこんなもんじゃないといえるように



世界に比べれば僕は弱い
どうしたって届きやしない
でも どうだっていい
この道は世界にひとつ

宇宙を見上げれば
暗く広く沈むような夜に
目を奪われる

いつからか傍に居た
小さな希望って相棒が
 大丈夫だ 前を向けって
夜を引き裂いたんだ

朝日が昇ったころ
アンニュイが渦巻くベッドを
蹴っ飛ばして変わらない昨日を
置いていこう 今日はもっと
前を向ける希望といっしょに

あの日恐れた僕へ 逃げたとしても
僕はこんなもんじゃないといえるように


小さな希望って相棒は
進むたびに大きくなった
いつしかソイツは聞かせてくれた
自信っていうんだ だから

朝日が昇ったころ
26,5センチの一歩は
何年経っても変わらない距離で
ほんの少し 昨日より前に
背中を押してくれる自信と供に

いつか噛み締めた悔しさと 目が眩む理想に
僕はこんなもんじゃないといえるように


自由詩 Daybreak Confidence Copyright えこ 2021-01-30 20:49:17
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