日差しこの手に
viraj
日差しがやけに暖かくて瞼を閉じた
こんなことしかこんなことだけ心に抱いて歩いていくだけ
さよならを温めるだけの今も
みっともなく伸びた影二つに夕暮れ落ちて
小さな心を確かめる
今触れなくて交わらない視線確かに
したお向いて歩いた幼き日の残響
確かに残って君に歌うよ
自由詩
日差しこの手に
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viraj
2021-01-14 12:44:47