孤独の成り立ち
瑠王

瓦解する、わたしの履歴が
夜の犬たちに喰われていく

まっさらな夜明けを望んだ
傷だらけの朝に、残った両目で空をみて
なくなった口で

あいしてる、と何度もなんども


空想の愛を語るのです








自由詩 孤独の成り立ち Copyright 瑠王 2021-01-11 04:17:57
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