夢物語
道草次郎

人に話しにくい夢をみた
その夢はこんな夢
杉の樹だった
長い事ずっと杉の樹
星や森の理性が
ティンカーベルの様に幹を交流してた
そして山火事
白亜層の匂いで
目が覚め
さめた目をさぐるとさぐるてに
梟がとまっていた
まだ夢の中なのか
人間だった事があったのか
妖しげにさぐる
丹田もない夢物語


自由詩 夢物語 Copyright 道草次郎 2021-01-10 07:00:41
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