公園散歩お正月
灰泥軽茶
澄んだ空気が笑っている
雪だるまがへしゃげて転がって
もう命もわずかだからと笑っている
小さな女の子とお母さんが凧を持ち
みんな一緒に小走り助走して
わらわらとふわり凧が浮く
念入りにフォームを確認しながら
男子がキャッチボールをしていて
自転車をゆっくりと漕ぎながら
なにやらこしょこしょ笑う家族たち
みんなちょっとだけ楽しそう
冷たくて温かい
また雪がひんやり散らついて
早く帰らなくちゃと
私は小川の飛び石をとんとん飛んで
向こう岸家路に向かう
自由詩
公園散歩お正月
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灰泥軽茶
2021-01-03 21:19:22
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