年末年始の買い出しの帰り道に思うこと
足立らどみ
薄っぺらな民主主義の様な美しさが
公衆トイレの便器の光沢に映り
人が減っていくトーキョーは
ますます綺麗になっていく
元いじめっ子にとっては鬼(ごっこ)でもない
逃げ込んだ先の他国語サイトは終着点でもない
あゝ悪しき平等に僕らの言葉は潰されてきた。
赤青鬼言語では会話が成立するわけないのに
走り、それでもお兄さん方は最後に現れると信じて
僕らは長い無駄な時間を費やしてきたわけでもないママ
蜜月刻以外はみんな他人と勘違いさせながらも、きっと
軽薄な会話の裏では大きな商いをしてくれていたらと
家族の集まる年末年始の食材背負い
祝詞めいたことを言っておこう
今年もいろいろありましたけど
お茶を濁しておきましょうよ