冬の薔薇
ひだかたけし
暮れの静謐に
冷えた心の寂寥
抱え込み
うっとり
裏庭に
踏み入れば
赤々と滴る
薔薇の花、
また薔薇の花
此処に冬の
季節の快楽
眩めいて
佇む
己、
何故とは問わず
自由詩
冬の薔薇
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ひだかたけし
2020-12-12 18:28:06
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