夜と昼の合間に
こたきひろし

化粧しているおんな
していないおんな

スカート履いてるおんな
履かないおんな

性に餓えたら
どっちでもかまわない男

性事は本能だけれど
性愛は不可解

政治は
投票の結果かも知れないけれど
俺はいつも棄権している

俺は人格者じゃないけれど
人格障害に迄は至ってないと
思っています

差別とか偏見とかも普通だと思います
ないような
あるような
普通だと思っています

俺には
抑えられない欲望なんてありません
必死に押さえてる欲望はあります

人間だから
男だから
充たされない欲望がひしめき合っているのは
確かです


自由詩 夜と昼の合間に Copyright こたきひろし 2020-12-10 07:07:16
notebook Home 戻る