闇の孤独
ひだかたけし
闇の重みがぐんにゃりと
魂に激しく切迫し
私の意識は朦朧として
呻きながら覚醒する
真夜中の小部屋にただ独り
呻きながら覚醒する
ハッと息を呑むこの瞬間、
孤独が生きて立ち上がり
私は宇宙に晒され震え
(たった一人でたった一人で)
この鉛のように無表情な
闇の重みに耐えている
自由詩
闇の孤独
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ひだかたけし
2020-11-17 18:59:33
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