秋詩譜
梅昆布茶

酔生夢死

僕はちいさな日常を積み重ね
彼女の愛を貯金して
彼女はこがねを貯金している

ぼくは 字が下手で絵も下手で
おまけにろくな詩もかけないのんだくれ

ほぼ一直線でレールもルールも知らない
何もわからないままでも生きていく

知的生産の技術って僕にとっては重要な本で
ぼくたちはいつもなにかを理解しようと
でも理解をいつでもどこでも放棄して

ときどきちゃらちゃらして我に帰る

普遍性は優しい
いつも普遍性の子供でありたいとおもう

僕は自己責任の名の下に弱者を切り捨てる
国と政権を革命したいといつも思っているのだが

死ぬときはひとりで死のうとおもっています
彼女は一緒に死のうと言うが心中じゃああるまいし

人生って頭韻も脚韻も無くて只々フェイドアウトなんだろうな
詩人ってけっこう自分の工房を持ってる優しい人が多いなと想う

興味のあることは無限にある
死ぬまでそうありたいのだが

三国志からラップまで繋げてもしょうがないので
説明もなく好きか好きかもの範囲で

僕は詩人ではないので詩の終わり方がわからないのです
あえてい言えば秋詩符なのかなぁなんてね












自由詩 秋詩譜 Copyright 梅昆布茶 2020-10-25 10:11:07
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