秋詩譜
梅昆布茶
酔生夢死
僕はちいさな日常を積み重ね
彼女の愛を貯金して
彼女はこがねを貯金している
ぼくは 字が下手で絵も下手で
おまけにろくな詩もかけないのんだくれ
ほぼ一直線でレールもルールも知らない
何もわからないままでも生きていく
知的生産の技術って僕にとっては重要な本で
ぼくたちはいつもなにかを理解しようと
でも理解をいつでもどこでも放棄して
ときどきちゃらちゃらして我に帰る
普遍性は優しい
いつも普遍性の子供でありたいとおもう
僕は自己責任の名の下に弱者を切り捨てる
国と政権を革命したいといつも思っているのだが
死ぬときはひとりで死のうとおもっています
彼女は一緒に死のうと言うが心中じゃああるまいし
人生って頭韻も脚韻も無くて只々フェイドアウトなんだろうな
詩人ってけっこう自分の工房を持ってる優しい人が多いなと想う
興味のあることは無限にある
死ぬまでそうありたいのだが
三国志からラップまで繋げてもしょうがないので
説明もなく好きか好きかもの範囲で
僕は詩人ではないので詩の終わり方がわからないのです
あえてい言えば秋詩符なのかなぁなんてね