朝を迎える
道草次郎

大いなる
間違い顔に
湛えても
君こともなげ
「それは小さい」


頑張ると
いう言の葉の
信頼度
とことん下げて
秋の真ん中


お互いの
言い分なんて
どこへやら
訳分からずも
ともに月観て


率直な
君の言葉は
秋の創
カラカラいって
転がれ自分


朝を手に
「おはよう」なんて
LINEする
スタンプよりも
いくらかマシと


短歌 朝を迎える Copyright 道草次郎 2020-09-26 06:01:10
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