清空
ひだかたけし
白雲の流れ
蒼穹の遥か
気圏を抜けて
光の銀河が渦巻くところ
君の在り処がきっとある
僕の在り処がきっとある
今宵、河童や亡霊が
西の川から遊びに来る
水滴らせ遊びに来る
それを静かに待っている
君と僕とで待っている
手を繋いで
ぎゅっと繋いで
じっと天を仰ぎ見ながら
自由詩
清空
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ひだかたけし
2020-08-28 21:00:35
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