梅雨明けの声
夏川ゆう
湿気が多い
あまり雨が降らなかった
中途半端な梅雨
梅雨明けの声が聞こえる
夏の扉が開かれる
目を閉じていても
見えてきそうな
眩い夏の日
梅雨明けの声を舞っていた
梅雨明けの声を待っていた
夏の扉を
思い切り開く
眩い光が飛び込んでくる
日本の夏はジメジメする
日本の魅力を表す夏
遠慮なく気温が上がる
自由詩
梅雨明けの声
Copyright
夏川ゆう
2020-08-15 04:52:05