夏、怒涛
ひだかたけし

光の矢はもう無数
うねる青のキャンバスに突き刺さり
神の息吹きはもう絶え間なく
熱風となりこの世界を掻き回す

)白衣の少女達、妖精のように
)黄色い向日葵達、満面の笑みで
)鳴き続ける蝉達、短い命をひたすら
)路傍の石達、ひっそりと知らん顔して

イメージがイメージを呼び
イメージが観念を打ち壊し
始まる 夏、怒涛

艶めく命たちの祝祭、爆発!











  


自由詩 夏、怒涛 Copyright ひだかたけし 2020-08-05 12:17:59
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