戯れの一時
ひだかたけし

あじさいの花房は梅雨の色
差し出した白手を青く染め
この七月の静かな一時
あなたは寂寥と戯れる
うっとりとした顔で戯れる

時は輪切りにされ垂直に立ち


自由詩 戯れの一時 Copyright ひだかたけし 2020-07-07 19:38:29
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