飄々と、飄々と
ひだかたけし

木葉は揺れて、
緑の波
見え隠れする空、
光の白
踊る樹木のその狭間、
飄々と鼠雲
流れ行く

安らぐ、和らぐ
この午後に
私は最寄りのコンビニの
イートインにて一休み
作業所のルーティンに
ため息一つ大きくつき
煩雑な人間関係を忘却する
一杯のコーヒーに祈りを込め

木葉は静止し、
緑の原
覗き見える空、
光の渦
繁る樹木のその狭間、
飄々と時
進み行く










自由詩 飄々と、飄々と Copyright ひだかたけし 2020-07-04 12:53:49
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