塩は不朽
幽霊

豪雨に傘を差していた
だけどある日Jesusがやって来て…
あぁなんてことだ…この傲慢な傘を取り上げて捨てたんだ

神の偉大な愛情の豪雨だった!
無防備に愛されるべきだった
これからは不用意に神を愛する

胸を掻きむしって悲鳴を上げる
暗く散らかった胸の中の部屋でゴキブリがばたつくのだ
首を吊られる者が足場を求めるように…
しかしそれはJesusの片付けだと知っていた
なぜならこの胸の中に引っ越して来たのだから
そして間もなく終わるらしい

Jesusはもういない?
なぁみんな聞いてくれ、塩で作られたJesusだ!!



自由詩 塩は不朽 Copyright 幽霊 2020-06-18 22:26:36
notebook Home 戻る  過去 未来