でぃくらぃあと
AB(なかほど)




つあぐ 추억

 つめたかったあなたと
 あったかかったあなた
 ぐらいは忘れないから
 


ぼすぽみなにや Воспоминания

 ぼすの顔に似合わない
 好きな食べ物とか花とか
 ポストに入れておきました
 南の国に行きたいなぁって言いながら
 長い目で見てくれてたのに
 二度目か三度目の生まれ変わりにと
 八百万の神にお願い



むいすとや  Muistoja

 むねのおくなんて
 いつも誰かしまってて
 すっかり忘れたふりでも
 とりとめもない夕焼けに映える
 やえばの君へ



おもいで 思い出

 想い出
 脆く
 色は匂へとと
 出任せに



でぃくらぃあと ذكريات

 電照も届かぬ
 幾千のたましいが
 空虚に充ちていく
 雷霆の後
 幾千にも散った言葉か
 あといくつ誰の胸に
 とどめおける














自由詩 でぃくらぃあと Copyright AB(なかほど) 2020-06-16 20:10:25
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